久しぶりに映画館に行き「アラジン」を見てきました。
幼い頃夢中になって読みふけった不思議なおとぎ話。
映画のほうのストーリーは原本「千夜一夜物語」とは違ってラブストーリーになっていました。
その「アラビアン・ナイト」の物語をベースに、不思議なランプを手に入れた若者が愛する女性を守るため繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメの実写映画です。
ディズニーと言えば、やっぱり私はディズニー・ミュージックが大好き。
明るくてリズミカルでそして何よりロマンティック。
吹き替え版を見てきましたので主役・アラジンの声は、連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK総合)の中村倫也さん。彼が歌を歌うなんて知らなかったので、その上手さにびっくり。
オーディションで選ばれたそうです。
のびやかで、情感豊かな歌声にしびれました。
ヒロイン・王女ジャスミン役の吹き替え役は木下春香さん。ミュージカル界注目の20歳。
中村さんと同じくオーディションで選ばれました。
可愛くて甘くてうっとり。素晴らしい声でした。衣装も華やかでエキゾティック。
アラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんに乗って大空を駆けめぐるシーンで歌われるアラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞
「ホール・ニュー・ワールド」。
https://www.youtube.com/watch?v=lE6hCZLSaKM
とても楽しく惹きこまれたシーンでした。二人の歌をまずは聞いてみてください。
アカデミー主題歌賞のみならず、グラミー賞の主要部門である最優秀楽曲賞を受賞したのはうなずけます。
そして私が最も感動し、鳥肌ものだった歌は
作曲アラン・メンケン、作詞ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール
「スピーチレス~心の声」
https://www.youtube.com/watch?v=tB11cgiZHHs
迫力満点でした。国民を思う真のリーダーになりたい王女ジャスミン。
自立した女性の力強い歌声から勇気をもらえた気がします。
このジーニーの活躍が胸キュンなのです。泥棒稼業から魔法で王子に変身したアラジン。初めて王侯貴族になってとまどう王子アラジンをこっそり補佐するところは優しくて可笑しくて~。
また煙とともに現れた魔人ジーニーが「フレンド・ライク・ミー」を熱唱し、ダンスする姿がコミカルで元気で逞しい~!名演技でした。
https://www.youtube.com/watch?v=1at7kKzBYxI
https://www.youtube.com/watch?v=p_oJSNFDRDg
悪役ジャファーの吹き替え役は、俳優の北村一輝さん。すご~く上手くて本物の悪人みたいでした。(笑) 手に持っているコブラ型の杖で催眠術をかけることが出来、王様を意のままに操るんです。
邪悪な大臣ジャファーの陰謀に巻き込まれ、ランプを取りに行かされたアラジンは洞窟に置き去りにされてしまいます。
でもそこで魔法のランプを発見し、魔人ジーニーに3つの願いのうち1つを使って洞窟から脱出します。
そして最後にいいな~と思ったのは、
アラジンの相棒である猿の「アブー」、ジャスミンを慕うトラの「ラジャー」、ジャファーと行動をともにするオウムの「イアーゴ」、こんなペットがいたら楽しいでしょ。とくに怖いトラが善良な人には猫みたいに懐くところに惹かれました~。(笑)
動物を登場させるのはディズニーらしいですね。
ゆったりとした大画面で、カラフルな映像とすぽっぽりと包み込んでくれる音響で、ほんのひと時、夢のような世界をさまよってきました。