2022-01-01から1年間の記事一覧
まだ目新しい昨年11月にオープンしたこの御蔵は、江戸時代には年貢米などを収納する御米蔵でした。6棟あったうち三番蔵と四番蔵を復元したものです。 三番蔵には名古屋城の歴史を常設展示、企画展などと、ミュージアムショップ、四番蔵には重要文化財「旧本…
初めての夜の紅葉狩りを体験してきました。 そして機械音痴の全自動お任せの撮影。 写っているか心配しましたが・・・ ただただシャッターを押し続けたお目汚しのお写真をアップします。 どうぞお許しを~~~! 宇治駅から真っ暗な道を歩くこと15分 ところ…
久しぶりに奈良の秋の風物詩「正倉院展」に行ってきました。 756年聖武天皇が亡くなり、その遺愛品が東大寺の倉(正倉院)に献納されておよそ1300年。 守り伝え保存されて来た天平時代の宝物が、今なお拝観できることにまたまた深く感動いたしました。 今回…
まずはこの作品ご覧あれ~! これ、鉛筆で描いた手描きです! ★《新聞と自画像2008年9月17日 日本経済新聞》2008、鉛筆、水性ペン、紙 146.0×109.1cm 生涯で2000点を超える自画像を描きました。 このシリーズではすべて画家自身の顔。 記事に反映した様…
南米コロンビア出身、フェルナンド・ボテロ(1932~) 「南米のピカソ」と呼ばれています。 90歳の現役の画家! あらゆるものをふくよかに表現する作品は「ボテロの魔法」のなせる業! 何はともあれまずは作品をご覧あれ~~~! 私の一押しから~ ★《バーレ…
「もしも、猫が人のように話したら・・そんな想像をしたことはありませんか? 」 という副題の付いた猫尽くしの展覧会。 人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化と言いますね。 そんなに猫好きでもない私もその擬人化の見事さに思わず笑ってしまいま…
鏑木清方(かぶらき きよかた)(1878~1972年)をご存じでしょうか~? 「西の松園、東の清方」と並び称される美人画の大家です。 没後50年を記念した回顧展が京都国立近代美術館で開かれました。 行って見てびっくり! 美人画の大家と思い込んでいましたが…
久しぶりの旅行に九州を選んだ目的は二つありました。 一つは九州国立博物館「北斎展・特別公開日新除魔図」を見ること。 そしてそこからタクシーで10分ほどの「観世音寺」の仏像群(宝蔵)を見ることでした。 大宰府は九州統括の政庁として設置され、外交出…
重要文化財「日新除魔図(にっしんじょまず)(宮本家本)」江戸時代・天保13~14年(1842〜43)九州国立博物館蔵(坂本五郎氏寄贈) この作品は、北斎(1760~1849)が83~84歳過ぎに描いた日めくりカレンダーです。貴重な肉筆画で、全部で219点あります。…
この展覧会は、天台宗のはじめから江戸時代までの天台宗の歴史を学ぶことが出来るものでした。 平安時代初期、天台宗の礎を築いたのは伝教大師・最澄(767-822)。 そのことは歴史教科書で習っています。でもその宗派の歴史はよく知らなかったのでとても勉強…
今にも歩き出しそうな実物大の「シロクマの彫刻」をどこかで見たことがありませんか~? シロクマ その作者がポンポンと言う動物彫刻家だと初めて知りました。 口角をあげて笑っているかのような可愛らしいクマ! 後ろ姿、首を伸ばして撫ぜてと言っているよ…
日本庭園 冬牡丹 尾張徳川家 オミクロン株が猛威を振るっています。介護する私、万に一つ感染するわけにはいきません。雲一つなく晴れ渡った冬の日。広々とした尾張徳川家の庭園ならば大丈夫と思い出かけてきました。冬にじっくりと庭園内を散歩したのは初め…
江戸時代に活躍した二人、池大雅(いけのたいが)(1723-76)と与謝蕪村(よさぶそん)(1716-83)の魅力に触れる展覧会です。 以前から教科書でしか見たことがない国宝『十便十宜図(じゅうべんじゅうぎず)』が出展されているのを知って出かけてきました。 …