地方仏巡りその5 名古屋市東区 臨済宗妙心寺派 徳源禅寺の涅槃像

涅槃仏

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良く晴れた春らしい陽気に誘われて我が家の宗派と同じ徳源寺を訪れました。

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ステイホーム週間ですが、参詣人は誰も見かけなく、お庭の清掃にいそしんでいらっしゃるお坊様とご挨拶。コロナウイルスの3密の心配もなくゆっくりとお参り致しました。

実はこのお寺の境内には見事な2本の桐の樹があり、4月には紫色の美しいお花が咲き、今が見頃なのです。

中国の伝説にあるように、鳳凰は桐の木にしか住まないという高貴な樹のようです。

 

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仏殿には銅製の涅槃仏。なんと像の身長は1丈6尺(およそ5m)。
お釈迦様が涅槃に入られたお姿を表し、北を枕に横たわっています。
そして後方には五百羅漢がびっしりと祀られています。
禅寺で涅槃仏を拝観できるのは珍しいとのことです。

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ここ徳源寺は織田信長の次男の信勝が開創した織田家由来のお寺で、手入れの行き届いた枯山水のお庭を見ることが出来ました。

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